SPRシステム
P因子の発見からSPR兵の運用、発芽・狂咲・開花に至る一連の生体変異システムの正式用語体系。
01プロセスチェーン
確定
P因子
特殊遺伝子配列上の因子SPR Module
埋込モジュールSPROUT
発芽シークエンス発芽状態
初期覚醒狂咲 / 開花
個体差により分岐結実
巨大兵器化枯死
不可逆的終焉※発芽状態から先は個体差により「狂咲」または「開花」へ分岐する。怪物化は独立したフェーズではなく、狂咲によって自我を完全に喪失した状態を指す表現。
02用語定義
確定
P因子(Potential Factor)
人類に極めて低確率で発現する特殊遺伝子配列上の因子。生物学者による偶然の発見。P因子保有者は政府に保護(実質隔離)され、苗床機関へ送られる。
SPR(Super Potential Revolution)
強化兵士計画の総称であり、その中核技術が SPR Module(旧称:SPR種子)である。「計画(SPR)>技術(Module)>兵士(SPR兵)」という構造で理解される。SPR Moduleを埋め込まれた対象は人間だった記憶を失い、まっさらになった自我を精神命令機能によって政府の都合の良い兵器として再教育される。
SPROUT(発芽)
SPR Moduleによって引き起こされる発芽シークエンスの総称。発芽・狂咲・開花・結実までを含む。詳細は高セキュリティレベルで開示
発芽状態
SPROUTシークエンスの初期段階。ここから個体差により「狂咲」または「開花」へ分岐する。
開花
人型を維持したまま外骨格装甲を展開する戦闘形態。外骨格は本人の意思によって自由に形成・制御され、深層意識が形状に反映される。
狂咲
発芽状態から自我の制御に失敗した際に至る状態。口語表現では「暴走」とも呼ばれる。狂咲がさらに進行し自我を完全に喪失すると「怪物化」と呼ばれる状態に至る。
怪物化
狂咲の末に、人格が失われ、SPR Moduleに身体の主導権を奪われた不可逆状態。肉体は生存しているため「死亡」という表現は避けられる。怪物化・狂咲中は精神命令・自死命令のいずれも無効化される。
結実
結実状態ではSPR Moduleが完全に主体となり、生体は巨大兵器化する。極めて低確率で、不安定なP因子が周囲へ散布される場合がある。
枯死 / 枯葉剤
結実、あるいは長期化した狂咲の末に個体が完全に活動を停止する最終段階。詳細要検討 枯葉剤は、自死命令が効かない狂咲・怪物化個体に対する最終処理手段として位置付けられる。
03自死命令と発芽の関係
ほぼ確定
未発芽のSPR兵は、連合政府からの精神命令による自死行動を拒否できない。しかし発芽した個体は、精神干渉による自死命令を回避できるようになる——この事実は物語の転換点まで連合政府にも伏せられている。
SPROUTの本質は能力覚醒ではなく、精神命令からの解放=本来の人格・記憶・自由意志の回復にある。外骨格制御などの能力解放は、その副次的な結果に過ぎない。発芽すると精神命令機能が無効化され、記憶が戻る(洗脳が解けた状態)。
アスフォデルに自死が命令できないことが判明したタイミングで、連合政府は枯葉剤の改良・増産を急ぐことになる。
04SPR適合率とSPROUT適合率
確定
「SPR適合」と「SPROUT適合」は別概念として明確に区別される。発芽後、狂咲へ至るか開花へ至るかは個体差によるため、SPR適合率とは独立しており、実際になってみないと分からない、極めて分の悪い賭けである。
05SPR適合者10名のモチーフ一覧
確定
| キャラクター | SPRモチーフ(花) |
|---|---|
| リリィ | Lily |
| ナタリー | Aster(アスター) |
| アイリス | Iris |
| グラジオラス | Gladiolus |
| アスフォデル | Asphodel |
| リモニア | Limonium |
| アキレア | Achillea |
| ウルフスベイン | Wolfsbane |
| ベロニカ | Veronica |
| アンチリナム | Antirrhinum |
※SPR化に伴い、埋め込まれたSPR Moduleのモチーフとなる花の象徴・花言葉の影響を受け、人格や思考傾向が変化する場合があるというルールが非公開設定として存在する。SPRのコードネームは本名とは別に与えられ、本名は原則非公開。